材料プロセスのマルチフィジックスシミュレーション


材料の製造プロセスは製造時の温度や時間など勘所•ノウハウに頼ることが多く、新規材料の研究開発期間は必然的に長期に渡ることが多いのが現状です。本研究室ではCMCの製造プロセスの一つである溶融含浸法をシミュレーションすることに取り組んでいます。溶融含浸法は金属を溶融させ、多孔質媒体中に含浸させ反応によって複合材料のマトリックスを形成させる手法ですが、制御が難しくGE社を初め民間企業が長い年月をかけて実用化に至った経緯があります。この手法によって従来のCMCを超える材料を創出するために、任意の材料で最適なプロセス条件を見出すことのできるシミュレーターを開発することを目的に研究を行なっています。